Karl Lambrecht Corporation (KLC)ではカルサイト(方解石)、クォーツ(石英)、フッ化マグネシウム、マイカ(雲母)などの複屈折結晶での高品質な加工を施した製品を専門に製造しております。
KLCのグランテーラープリズム偏光子は、2個の方解石プリズム間をエアスペースにし組み立て構成されています。比較的薄い偏光子で構成されるため、開口率は約1.0です。250nmで50%以上の透過率を持つ厚さ10mmの方解石プレートは、UVでの使用に適応しております。この偏光子のスペクトル範囲は250〜2300nmです。250nm以下では、透過カットオフ波長は結晶ごとに異なります。
*利用可能なコーティングについては、以下のページをご覧ください。
方解石は天然採掘された結晶です。方解石の欠陥は、気泡(ランダムに散在する気泡、比較的大きいサイズから小さいサイズ、細かい泡線まで様々です)、脈理(干渉計で検出できる屈折率の突然の変化縞)、光学的不均一性(屈折率の緩やかな変化)、応力複屈折(結晶の成長不良による材質の複屈折の変化)などがございます。これらの欠陥は、散乱と吸収による偏光の劣化と透過損失を引き起こします。
グランテーラー | ||||
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型番 | 開口径Φ(mm) | マウント寸法(インチ) | グレード及び備考 | |
外径Φ +/- .0015 | L +/- .007 | |||
MGTYB-8 | 8 | .748 | .625 | グレードB 消光比 1*10^-4 ビーム偏差 5アーク分 |
MGTYB-10 | 10 | .748 | .625 | |
MGTYB-12 | 12 | .873 | .750 | |
MGTYB-15 | 15 | 1.123 | .875 | |
MGTYB-20 | 20 | 1.373 | 1.125 | |
MGTYA-8 | 8 | .748 | .625 | グレードA 消光比 5*10^-5 ビーム偏差 3アーク分 |
MGTYA-10 | 10 | .748 | .625 | |
MGTYA-12 | 12 | .873 | .750 | |
MGTYA-15 | 15 | 1.123 | .875 | |
MGTYA-20 | 20 | 1.373 | 1.125 | |
MGTYS-8 | 8 | .748 | .625 | グレードS 消光比 1*10^-5 ビーム偏差 3アーク分 |
MGTYS-10 | 10 | .748 | .625 | |
MGTYS-12 | 12 | .873 | .750 | |
MGTYS-15 | 15 | 1.123 | .875 | |
MGTYS-20 | 20 | 1.373 | 1.125 | |
MGTYE-8 | 8 | .748 | .625 | グレードS タイプE 消光比 5*10^-6 ビーム偏差 1アーク分 |
MGTYE-10 | 10 | .748 | .625 | |
MGTYE-12 | 12 | .873 | .750 | |
MGTYE-15 | 15 | 1.123 | .875 | |
MGTYE-20 | 20 | 1.373 | 1.125 |
KLCのグランレーザープリズム偏光子は、2個の方解石プリズム間をエアスペースにし組み立て構成されています。グランテーラープリズムの改変型であり、プリズム接合部での反射損失が小さくなるように設計されています。この偏光子には、1つまたは2つのエスケープウィンドウ付きのものがあります。エスケープ窓により、斥けられた常光線が偏光子から排除できるため、高エネルギーレーザーに適しています。エスケープ窓の無いものは、低エネルギーレーザー用になります。サイドウィンドウ側研磨面は、方解石の壊れやすい劈開面になります。これらの面の表面品質は、入射面と出射面の表面品質に比べて比較的劣っており、スクラッチディグの仕様の適応外になります。
グランテーラーとは異なり、この偏光子は特別な注文による場合を除き、非UV方解石で作られており、最大2.3µmまでの可視および近赤外用になります。この偏光子の偏光視野角は、入射面の法線に対して対称ではなく、波長に依存します。たとえば、1.4µmでは、F2での角度は、ほぼゼロになり、反対側F1では法線に対し7度になります。したがって、1.4µmより長い波長で使用する場合は、偏光子を適切に傾ける必要があります。マウントされている場合、偏光子はマウントに適切に傾けた状態で供給されます。傾斜により、コーティングがされていないエアスペース界面でフレネル反射損失がわずかに増加します。傾斜したVコーティンググランレーザーの場合、透過率はコーティング波長の狭い波長領域とその周辺で90%と低い値になります。
エスケープウィンドウ無し、1つ、2つのそれぞれのタイプのグランレーザー偏光子は、標準の円形マウントに取り付けられています。グランレーザーQスイッチは、標準の正方形マウントに取り付けられています。これらすべての偏光視野角F1およびF2は、上図に示す通りになります。
*利用可能なコーティングについては、以下のページをご覧ください。
方解石は天然採掘された結晶です。方解石の欠陥は、気泡(ランダムに散在する気泡、比較的大きいサイズから小さいサイズ、細かい泡線まで様々です)、脈理(干渉計で検出できる屈折率の突然の変化縞)、光学的不均一性(屈折率の緩やかな変化)、応力複屈折(結晶の成長不良による材質の複屈折の変化)などがございます。これらの欠陥は、散乱と吸収による偏光の劣化と透過損失を引き起こします。
グランレーザー:エスケープウィンドウなし | ||||
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型番 | 開口径Φ(mm) | マウント寸法(インチ) | グレード及び備考 | |
外径Φ +/- .002 | L +/- .005 | |||
MGLB-8 | 8 | .747 | .750 | グレードB 消光比 1*10^-4 ビーム偏差 5アーク分 最大推奨出力レベル 100 W/cm^2 CW 100 MW/cm^2パルス |
MGLB-10 | 10 | .872 | .875 | |
MGLB-12 | 12 | .997 | 1.000 | |
MGLB-15 | 15 | 1.247 | 1.188 | |
MGLB-17 | 17 | 1.372 | 1.375 | |
MGLB-20 | 20 | 1.497 | 1.500 | |
MGLA-8 | 8 | .747 | .750 | グレードA 消光比 5*10^-5 ビーム偏差 3アーク分 最大推奨出力レベル 100 W/cm^2 CW 100 MW/cm^2パルス |
MGLA-10 | 10 | .872 | .875 | |
MGLA-12 | 12 | .997 | 1.000 | |
MGLA-15 | 15 | 1.247 | 1.188 | |
MGLA-17 | 17 | 1.372 | 1.375 | |
MGLA-20 | 20 | 1.497 | 1.500 |
グランレーザー:エスケープウィンドウ1つ | ||||
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型番 | 開口径Φ(mm) | マウント寸法(インチ) | グレード及び備考 | |
外径Φ +/- .002 | L +/- .005 | |||
MGLA-SW-8 | 8 | .747 | .750 | グレードA 消光比 5*10^-5 ビーム偏差 3アーク分 最大推奨出力レベル 500 W/cm^2 CW 500 MW/cm^2パルス |
MGLA-SW-10 | 10 | .872 | .875 | |
MGLA-SW-12 | 12 | .997 | 1.000 | |
MGLA-SW-15 | 15 | 1.247 | 1.188 | |
MGLA-SW-17 | 17 | 1.372 | 1.375 | |
MGLA-SW-20 | 20 | 1.497 | 1.500 | |
MGLS-SW-8 | 8 | .747 | .750 | グレードS 消光比 2*10^-5 ビーム偏差 3アーク分 最大推奨出力レベル 500 W/cm^2 CW 500 MW/cm^2パルス |
MGLS-SW-10 | 10 | .872 | .875 | |
MGLS-SW-12 | 12 | .997 | 1.000 | |
MGLS-SW-15 | 15 | 1.247 | 1.188 | |
MGLS-SW-17 | 17 | 1.372 | 1.375 | |
MGLS-SW-20 | 20 | 1.497 | 1.500 |
グランレーザー:エスケープウィンドウ2つ | ||||
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型番 | 開口径Φ(mm) | マウント寸法(インチ) | グレード及び備考 | |
外径Φ +/- .002 | L +/- .005 | |||
MGLA-DW-8 | 8 | .747 | .750 | グレードA 消光比 5*10^-5 ビーム偏差 3アーク分 最大推奨出力レベル 500 W/cm^2 CW 500 MW/cm^2パルス |
MGLA-DW-10 | 10 | .872 | .875 | |
MGLA-DW-12 | 12 | .997 | 1.000 | |
MGLA-DW-15 | 15 | 1.247 | 1.188 | |
MGLA-DW-17 | 17 | 1.372 | 1.375 | |
MGLA-DW-20 | 20 | 1.497 | 1.500 | |
MGLS-DW-8 | 8 | .747 | .750 | グレードS 消光比 2*10^-5 ビーム偏差 3アーク分 最大推奨出力レベル 500 W/cm^2 CW 500 MW/cm^2パルス |
MGLS-DW-10 | 10 | .872 | .875 | |
MGLS-DW-12 | 12 | .997 | 1.000 | |
MGLS-DW-15 | 15 | 1.247 | 1.188 | |
MGLS-DW-17 | 17 | 1.372 | 1.375 | |
MGLS-DW-20 | 20 | 1.497 | 1.500 |
グランレーザー:Qスイッチ | ||||
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型番 | 開口径Φ(mm) | マウント寸法(インチ) | グレード及び備考 | |
外径Φ +/- .0025 | L +/- .005 | |||
MGLQD-8 | 8 | .622 | .875 | グレードS(消光比最良) 消光比 1*10^-6 ビーム偏差 3アーク分 最大推奨出力レベル 500 W/cm^2 CW 500 MW/cm^2パルス |
MGLQD-10 | 10 | .622 | .875 | |
MGLQD-12 | 12 | .747 | 1.000 | |
MGLQD-15 | 15 | .871 | 1.188 | |
MGLQD-17 | 17 | .997 | 1.375 | |
MGLQD-20 | 20 | 1.247 | 1.500 |
KLCのグラントムソン偏光子は、2つの方解石プリズムを接合したものです。グラントムソンには2種類がございます。1つは標準タイプで、もう1つはロングタイプです。開口部に対する長さの比率は、それぞれ2.5:1と3.0:1になります。グラントムソンは、エアスペース型偏光子よりも高い消光比を持つ傾向があります。紫外線帯域での透過は、方解石とセメント層の吸収により制限されてしまいます。これらの偏光子は、約350〜2300nmで使用ができます。
*利用可能なコーティングについては、以下のページをご覧ください。
方解石は天然採掘された結晶です。方解石の欠陥は、気泡(ランダムに散在する気泡、比較的大きいサイズから小さいサイズ、細かい泡線まで様々です)、脈理(干渉計で検出できる屈折率の突然の変化縞)、光学的不均一性(屈折率の緩やかな変化)、応力複屈折(結晶の成長不良による材質の複屈折の変化)などがございます。これらの欠陥は、散乱と吸収による偏光の劣化と透過損失を引き起こします。
グラントムソン 標準タイプ | ||||
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型番 | 開口径Φ(mm) | マウント寸法(インチ) | グレード及び備考 | |
外径Φ +/- .0015 | L +/- .007 | |||
MGT25B-5 | 5 | .623 | .875 | グレードB 消光比 5*10^-5 ビーム偏差 5アーク分 |
MGT25B-8 | 8 | .748 | 1.125 | |
MGT25B-10 | 10 | .873 | 1.375 | |
MGT25B-12 | 12 | .998 | 1.500 | |
MGT25B-14 | 14 | 1.123 | 1.875 | |
MGT25B-16 | 16 | 1.373 | 2.125 | |
MGT25B-20 | 20 | 1.623 | 2.375 | |
MGT25A-5 | 5 | .623 | .875 | グレードA 消光比 1*10^-5 ビーム偏差 3アーク分 |
MGT25A-8 | 8 | .748 | 1.125 | |
MGT25A-10 | 10 | .873 | 1.375 | |
MGT25B-12 | 12 | .998 | 1.500 | |
MGT25A-14 | 14 | 1.123 | 1.875 | |
MGT25A-16 | 16 | 1.373 | 2.125 | |
MGT25A-20 | 20 | 1.623 | 2.375 | |
MGT25S-5 | 5 | .623 | .875 | グレードB 消光比 5*10^-6 ビーム偏差 3アーク分 |
MGT25S-8 | 8 | .748 | 1.125 | |
MGT25S-10 | 10 | .873 | 1.375 | |
MGT25S-12 | 12 | .998 | 1.500 | |
MGT25S-14 | 14 | 1.123 | 1.875 | |
MGT25S-16 | 16 | 1.373 | 2.125 | |
MGT25S-20 | 20 | 1.623 | 2.375 | |
MGT25E-5 | 5 | .623 | .875 | グレードS タイプE 消光比 1*10^-6 ビーム偏差 3アーク分 |
MGT25E-8 | 8 | .748 | 1.125 | |
MGT25E-10 | 10 | .873 | 1.375 | |
MGT25E-12 | 12 | .998 | 1.500 | |
MGT25E-14 | 14 | 1.123 | 1.875 | |
MGT25E-16 | 16 | 1.373 | 2.125 | |
MGT25E-20 | 20 | 1.623 | 2.375 |
グラントムソン ロングタイプ | ||||
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型番 | 開口径Φ(mm) | マウント寸法(インチ) | グレード及び備考 | |
外径Φ +/- .0015 | L +/- .007 | |||
MGT3B-5 | 5 | .623 | .875 | グレードB 消光比 5*10^-5 ビーム偏差 5アーク分 |
MGT3B-8 | 8 | .748 | 1.250 | |
MGT3B-10 | 10 | .873 | 1.625 | |
MGT3B-12 | 12 | .998 | 1.875 | |
MGT3B-14 | 14 | 1.123 | 2.000 | |
MGT3B-16 | 16 | 1.373 | 2.250 | |
MGT3B-20 | 20 | 1.623 | 2.875 | |
MGT3A-5 | 5 | .623 | .875 | グレードA 消光比 1*10^-5 ビーム偏差 3アーク分 |
MGT3A-8 | 8 | .748 | 1.250 | |
MGT3A-10 | 10 | .873 | 1.625 | |
MGT3A-12 | 12 | .998 | 1.875 | |
MGT3A-14 | 14 | 1.123 | 2.000 | |
MGT3A-16 | 16 | 1.373 | 2.250 | |
MGT3A-20 | 20 | 1.623 | 2.875 | |
MGT3S-5 | 5 | .623 | .875 | グレードS 消光比 5*10^-6 ビーム偏差 3アーク分 |
MGT3S-8 | 8 | .748 | 1.250 | |
MGT3S-10 | 10 | .873 | 1.625 | |
MGT3S-12 | 12 | .998 | 1.875 | |
MGT3S-14 | 14 | 1.123 | 2.000 | |
MGT3S-16 | 16 | 1.373 | 2.250 | |
MGT3S-20 | 20 | 1.623 | 2.875 | |
MGT3E-5 | 5 | .623 | .875 | グレードS タイプE 消光比 1*10^-6 ビーム偏差 3アーク分 |
MGT3E-8 | 8 | .748 | 1.250 | |
MGT3E-10 | 10 | .873 | 1.625 | |
MGT3E-12 | 12 | .998 | 1.875 | |
MGT3E-14 | 14 | 1.123 | 2.000 | |
MGT3E-16 | 16 | 1.373 | 2.250 | |
MGT3E-20 | 20 | 1.623 | 2.875 |
KLCのUVグラントンプソンプリズム偏光子は、UV透過セメントで接合された2つの方解石プリズムでできています。開口部に対する長さの比は約2.0:1です。250nmで50%以上の透過率を持つ厚さ10mmの方解石プレートは、UVでの使用に適応しております。250nm以下では、透過カットオフ波長は結晶ごとに異なります。これらの偏光子の適用波長範囲は約250〜2300nmです。
*利用可能なコーティングについては、以下のページをご覧ください。
方解石は天然採掘された結晶です。方解石の欠陥は、気泡(ランダムに散在する気泡、比較的大きいサイズから小さいサイズ、細かい泡線まで様々です)、脈理(干渉計で検出できる屈折率の突然の変化縞)、光学的不均一性(屈折率の緩やかな変化)、応力複屈折(結晶の成長不良による材質の複屈折の変化)などがございます。これらの欠陥は、散乱と吸収による偏光の劣化と透過損失を引き起こします。
UVグラントムソン | ||||
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型番 | 開口径Φ(mm) | マウント寸法(インチ) | グレード及び備考 | |
外径Φ +/- .0015 | L +/- .007 | |||
MUGTB-8 | 8 | .873 | 1.000 | グレードB 消光比 5*10^-4 ビーム偏差 5アーク分 |
MUGTB-10 | 10 | .998 | 1.115 | |
MUGTB-12 | 12 | 1.123 | 1.250 | |
MUGTB-14 | 14 | 1.373 | 1.500 | |
MUGTA-8 | 8 | .873 | 1.000 | グレードA 消光比 1*10^-4 ビーム偏差 3アーク分 |
MUGTA-10 | 10 | .998 | 1.115 | |
MUGTA-12 | 12 | 1.123 | 1.250 | |
MUGTA-14 | 14 | 1.373 | 1.500 | |
MUGTS-8 | 8 | .873 | 1.000 | グレードS 消光比 5*10^-5 ビーム偏差 3アーク分 |
MUGTS-10 | 10 | .998 | 1.115 | |
MUGTS-12 | 12 | 1.123 | 1.250 | |
MUGTS-14 | 14 | 1.373 | 1.500 |
KLCのブリュースター角偏光子は、2個の方解石プリズム間をエアスペースにし組み立て構成されています。透過される異常偏光成分(p偏光)用になっており、4つの面それぞれがブリュースター角(約0.83µmで計算)で、p偏光の透過損失が実質的にゼロになるように設計されています。入射角が垂直ではないため、透過ビームは、開口径5mmと10mmのブリュースター角偏光子に対してはそれぞれ約6mmと11mmのビーム変位を受けます。マウントには、マウントの2つの開口穴のいずれかに垂直に入射したビームが偏光子への入射面でブリュースター角で自動的に入射するように、ブリュースター角偏光子が取り付けられています。
*利用可能なコーティングについては、以下のページをご覧ください。
方解石は天然採掘された結晶です。方解石の欠陥は、気泡(ランダムに散在する気泡、比較的大きいサイズから小さいサイズ、細かい泡線まで様々です)、脈理(干渉計で検出できる屈折率の突然の変化縞)、光学的不均一性(屈折率の緩やかな変化)、応力複屈折(結晶の成長不良による材質の複屈折の変化)などがございます。これらの欠陥は、散乱と吸収による偏光の劣化と透過損失を引き起こします。
ブリュースター角ポラライザー | |||||
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型番 | 開口径Φ(mm) | マウント寸法(インチ) | グレード及び備考 | ||
H | W | L | |||
MGLBAB-5 | 5 | 0.622+/-.0025 | 0.622+/-.0025 | 1.250+/-.007 | グレードB 消光比 1*10^-4 |
MGLBAB-10 | 10 | 1.500+/-.004 | 1.000+/-.004 | 2.200+/-.007 | |
MGLBAA-5 | 5 | 0.622+/-.0025 | 0.622+/-.0025 | 1.250+/-.007 | グレードA 消光比 5*10^-5 |
MGLBAA-10 | 10 | 1.500+/-.004 | 1.000+/-.004 | 2.200+/-.007 | |
MGLBAS-5 | 5 | 0.622+/-.0025 | 0.622+/-.0025 | 1.250+/-.007 | グレードS 消光比 2*10^-5 |
MGLBAS-10 | 10 | 1.500+/-.004 | 1.000+/-.004 | 2.200+/-.007 |
KLCのグラントムソン偏光ビームスプリッターは、2個の方解石プリズムで構成されています。全反射した常偏光成分の光が偏光子より出射されるように作られているという意味で、グラントムソン偏光子の改変タイプです。入射されたビームが法線上にある場合、直交偏光にされた2つの出力ビームは法線上でそれぞれの出力面より出射します。したがって、ご提供可能な2つのバージョン(37度と45度)のビーム分離角は、波長に依存しません。開口部に対する長さの比率は、それぞれ3.0:1および2.5:1です。透過される異常偏光成分(p偏光)と接着剤の屈折率にはわずかな不一致があります。これにより、いくらかの異常光が反射されるため、2つの出力ビームの消光比は等しくなりません。これらの偏光子のスペクトル範囲は350〜2300nmです。表示されている表はAグレードのデータを示しております。
*利用可能なコーティングについては、以下のページをご覧ください。
方解石は天然採掘された結晶です。方解石の欠陥は、気泡(ランダムに散在する気泡、比較的大きいサイズから小さいサイズ、細かい泡線まで様々です)、脈理(干渉計で検出できる屈折率の突然の変化縞)、光学的不均一性(屈折率の緩やかな変化)、応力複屈折(結晶の成長不良による材質の複屈折の変化)などがございます。これらの欠陥は、散乱と吸収による偏光の劣化と透過損失を引き起こします。
グラントムソン偏光ビームスプリッター | |||||
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型番 | 開口径Φ(mm) | マウント寸法(インチ) | グレード及び備考 | ||
H Max |
W +/- .0025 |
L +/- .005 |
|||
MSBTB-8-45 | 8 | .875 | .622 | 1.125 | グレードB 消光比 反射光 1*10^-4 消光比 透過光 5*10^-5 |
MSBTB-10-45 | 10 | 1.000 | .872 | 1.375 | |
MSBTB-12-45 | 12 | 1.125 | .996 | 1.500 | |
MSBTA-8-45 | 8 | .875 | .622 | 1.125 | グレードA 消光比 反射光 5*10^-5 消光比 透過光 1*10^-5 |
MSBTA-10-45 | 10 | 1.000 | .872 | 1.375 | |
MSBTA-12-45 | 12 | 1.125 | .996 | 1.500 | |
MSBTS-8-45 | 8 | .875 | .622 | 1.125 | グレードS 消光比 反射光 1*10^-5 消光比 透過光 5*10^-6 |
MSBTS-10-45 | 10 | 1.000 | .872 | 1.375 | |
MSBTS-12-45 | 12 | 1.125 | .996 | 1.500 | |
MSBTB-8-37 | 8 | .875 | .622 | 1.500 | グレードB 消光比 反射光 1*10^-4 消光比 透過光 5*10^-5 |
MSBTB-10-37 | 10 | 1.000 | .872 | 1.625 | |
MSBTB-12-37 | 12 | 1.125 | .996 | 1.875 | |
MSBTA-8-37 | 8 | .875 | .622 | 1.500 | グレードA 消光比 反射光 5*10^-5 消光比 透過光 1*10^-5 |
MSBTA-10-37 | 10 | 1.000 | .872 | 1.625 | |
MSBTA-12-37 | 12 | 1.125 | .996 | 1.875 | |
MSBTS-8-37 | 8 | .875 | .622 | 1.500 | グレードA 消光比 反射光 1*10^-5 消光比 透過光 5*10^-6 |
MSBTS-10-37 | 10 | 1.000 | .872 | 1.625 | |
MSBTS-12-37 | 12 | 1.125 | .996 | 1.875 |
KLCのグランレーザー偏光ビームコンバイナー/スプリッターは、2個の方解石プリズム間をエアスペースにし組み立て構成されています。垂直に入射されたビームが全反射された常偏光成分の光としてサイドウィンドウより垂直に出射されるという意味で、グランレーザー偏光子の改変タイプです。2つの直交し出力された偏光ビーム間の分離角度は波長に依存しません。 この偏光子を使用して、2つの直交の偏光ビームを結合することもできます。
*利用可能なコーティングについては、以下のページをご覧ください。
方解石は天然採掘された結晶です。方解石の欠陥は、気泡(ランダムに散在する気泡、比較的大きいサイズから小さいサイズ、細かい泡線まで様々です)、脈理(干渉計で検出できる屈折率の突然の変化縞)、光学的不均一性(屈折率の緩やかな変化)、応力複屈折(結晶の成長不良による材質の複屈折の変化)などがございます。これらの欠陥は、散乱と吸収による偏光の劣化と透過損失を引き起こします。
グランレーザー偏光ビームコンバイナー/スプリッター | ||||
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型番 | 開口径Φ(mm) | マウント寸法(インチ) | グレード及び備考 | |
外径Φ +/- .0015 | L +/- .007 | |||
MCSA-5 | 5 | 0.623 | 0.500 | グレードA |
MCSA-8 | 8 | 0.873 | 0.750 | |
MCSA-10 | 10 | 0.998 | 0.875 | |
MCSA-12 | 12 | 1.123 | 1.000 | |
MCSS-5 | 5 | 0.623 | 0.500 | グレードS |
MCSS-8 | 8 | 0.873 | 0.750 | |
MCSS-10 | 10 | 0.998 | 0.875 | |
MCSS-12 | 12 | 1.123 | 1.000 |
KLCのカルサイト/FK5製ロションプリズム偏光子は、1つのカルサイト製プリズムとFK5光学ガラスのもう1つのプリズムで作られています。これらの2つのプリズムは接着されています。 ロションプリズム偏光子の場合、プリズムの1つは、方解石の壊れやすい面である入射研磨面に対し垂直な光軸を持つ必要があります。したがって、方解石の代わりに、プリズムの1つはFK5で作られています。 方解石の分散と異常偏光成分の屈折率は、FK5ガラスの分散と異常偏光成分の屈折率におおむね一致します。しかし、わずかながらミスマッチがあるため、直進した光のビーム偏差は、それぞれ5度、10度、15度のビーム分離角度において約4、8、12アーク分あります。ビーム分離角度は波長に依存します。 この偏光子の使用可能範囲は350〜2300nmです。
*利用可能なコーティングについては、以下のページをご覧ください。
方解石は天然採掘された結晶です。方解石の欠陥は、気泡(ランダムに散在する気泡、比較的大きいサイズから小さいサイズ、細かい泡線まで様々です)、脈理(干渉計で検出できる屈折率の突然の変化縞)、光学的不均一性(屈折率の緩やかな変化)、応力複屈折(結晶の成長不良による材質の複屈折の変化)などがございます。これらの欠陥は、散乱と吸収による偏光の劣化と透過損失を引き起こします。
カルサイト/FK5製ロション | |||||
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型番 | 開口径Φ(mm) | ビーム分離角度 @600nm(°) |
マウント寸法(インチ) | グレード及び備考 | |
外径Φ +/- .0025 |
L +/- .005 |
||||
MRA-10-5 | 10 | 5 | .748 | .750 | グレードA 消光比 1*10^-5 |
MRA-10-10 | 10 | 10 | .748 | .750 | |
MRA-10-15 | 10 | 15 | .748 | 1.125 | |
MRA-12-5 | 12 | 5 | .873 | .750 | グレードA 消光比 1*10^-5 |
MRA-12-10 | 12 | 10 | .873 | .875 | |
MRA-12-15 | 12 | 15 | .873 | 1.375 | |
MRA-15-5 | 15 | 5 | .998 | 1.000 | グレードA 消光比 1*10^-5 |
MRA-15-10 | 15 | 10 | .998 | 1.000 | |
MRA-15-15 | 15 | 15 | .998 | 1.500 | |
MRS-10-5 | 10 | 5 | .748 | .750 | グレードS 消光比 5*10^-6 |
MRS-10-10 | 10 | 10 | .748 | .750 | |
MRS-10-15 | 10 | 15 | .748 | 1.125 | |
MRS-12-5 | 12 | 5 | .873 | .750 | グレードS 消光比 5*10^-6 |
MRS-12-10 | 12 | 10 | .873 | .875 | |
MRS-12-15 | 12 | 15 | .873 | 1.375 | |
MRS-15-5 | 15 | 5 | .998 | 1.000 | グレードS 消光比 5*10^-6 |
MRS-15-10 | 15 | 10 | .998 | 1.000 | |
MRS-15-15 | 15 | 15 | .998 | 1.500 |
KLCのウォラストンプリズム偏光子は、2つの方解石プリズムが接合されたものです。ウォラストン偏光子の2つの出力ビームは、以下の表に示されている不均一なビーム偏差(非対称性)で出射されます。 ビーム分離角は波長に依存します。 この偏光子の使用可能範囲は350〜2300nmです。
*利用可能なコーティングについては、以下のページをご覧ください。
方解石は天然採掘された結晶です。方解石の欠陥は、気泡(ランダムに散在する気泡、比較的大きいサイズから小さいサイズ、細かい泡線まで様々です)、脈理(干渉計で検出できる屈折率の突然の変化縞)、光学的不均一性(屈折率の緩やかな変化)、応力複屈折(結晶の成長不良による材質の複屈折の変化)などがございます。これらの欠陥は、散乱と吸収による偏光の劣化と透過損失を引き起こします。
カルサイトウォラストン | ||||||
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型番 | 開口径Φ(mm) | ビーム分離角度 @600nm(°) |
ビーム偏差(非対称性) @600nm(°) |
マウント寸法(インチ) | グレード及び備考 | |
外径Φ +/- .0015 |
L +/- .007 |
|||||
MW2A-10-5 | 10 | 5 | 1/6 | .748 | .625 | グレードA 消光比 1*10^-5 |
MW2A-10-10 | 10 | 10 | 1/4 | .748 | .625 | |
MW2A-10-15 | 10 | 15 | 1/2 | .748 | .750 | |
MW2A-10-20 | 10 | 20 | 1 | .748 | .750 | |
MW2A-12-5 | 12 | 5 | 1/6 | .873 | .750 | グレードA 消光比 1*10^-5 |
MW2A-12-10 | 12 | 10 | 1/4 | .873 | .750 | |
MW2A-12-15 | 12 | 15 | 1/2 | .873 | .750 | |
MW2A-12-20 | 12 | 20 | 1 | .873 | .875 | |
MW2A-15-5 | 15 | 5 | 1/6 | .998 | .750 | グレードA 消光比 1*10^-5 |
MW2A-15-10 | 15 | 10 | 1/4 | .998 | .750 | |
MW2A-15-15 | 15 | 15 | 1/2 | .998 | .875 | |
MW2A-15-20 | 15 | 20 | 1 | .998 | 1.000 | |
MW2A-20-5 | 20 | 5 | 1/6 | 1.373 | .750 | グレードA 消光比 1*10^-5 |
MW2A-20-10 | 20 | 10 | 1/4 | 1.373 | .750 | |
MW2A-20-15 | 20 | 15 | 1/2 | 1.373 | 1.188 | |
MW2A-20-20 | 20 | 20 | 1 | 1.373 | 1.188 | |
MW2S-10-5 | 10 | 5 | 1/6 | .748 | .625 | グレードS 消光比 5*10^-6 |
MW2S-10-10 | 10 | 10 | 1/4 | .748 | .625 | |
MW2S-10-15 | 10 | 15 | 1/2 | .748 | .750 | |
MW2S-10-20 | 10 | 20 | 1 | .748 | .750 | |
MW2S-12-5 | 12 | 5 | 1/6 | .873 | .750 | グレードS 消光比 5*10^-6 |
MW2S-12-10 | 12 | 10 | 1/4 | .873 | .750 | |
MW2S-12-15 | 12 | 15 | 1/2 | .873 | .750 | |
MW2S-12-20 | 12 | 20 | 1 | .873 | .875 | |
MW2S-15-5 | 15 | 5 | 1/6 | .998 | .750 | グレードS 消光比 5*10^-6 |
MW2S-15-10 | 15 | 10 | 1/4 | .998 | .750 | |
MW2S-15-15 | 15 | 15 | 1/2 | .998 | .875 | |
MW2S-15-20 | 15 | 20 | 1 | .998 | 1.000 | |
MW2S-20-5 | 20 | 5 | 1/6 | 1.373 | .750 | グレードS 消光比 5*10^-6 |
MW2S-20-10 | 20 | 10 | 1/4 | 1.373 | .750 | |
MW2S-20-15 | 20 | 15 | 1/2 | 1.373 | 1.188 | |
MW2S-20-20 | 20 | 20 | 1 | 1.373 | 1.188 |
KLCのカルサイトビームディスプレーサは、入射されたランダム偏光のビームを、互いに平行する2つの直交する直線偏光成分に分割し出射します。常偏光はまっすぐに透過しますが、異常偏光は結晶を透過し、直進ビーム(常偏光)と約6度の角度をなし、平行に出射します。ビームの変位は波長によってわずかに異なります。 カスタム仕様のビームディスプレーサもご提供可能です。
*利用可能なコーティングについては、以下のページをご覧ください。
方解石は天然採掘された結晶です。方解石の欠陥は、気泡(ランダムに散在する気泡、比較的大きいサイズから小さいサイズ、細かい泡線まで様々です)、脈理(干渉計で検出できる屈折率の突然の変化縞)、光学的不均一性(屈折率の緩やかな変化)、応力複屈折(結晶の成長不良による材質の複屈折の変化)などがございます。これらの欠陥は、散乱と吸収による偏光の劣化と透過損失を引き起こします。
カルサイトビームディスプレーサー | ||||||
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型番 | 最小 開口値(mm) |
材質 | L(mm) | ビーム変位(mm) | マウント寸法(インチ) | |
外径Φ +/- .0015 |
L +/- .007 |
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MBDA-8 | 8 * 8 | A | 24 | 2.7 | .748 | 1.125 |
MBDA-10 | 10 * 10 | A | 30 | 3.3 | .873 | 1.375 |
MBDA-12 | 12 * 12 | A | 36 | 4 | .998 | 1.625 |
BDA512 | 5 * 12 | A | 27 | 3 | * unmounted 有償オプションで追加可 | |
BDA816 | 8 * 16 | A | 36 | 4 | ||
BDA516 | 5 * 16 | A | 45 | 5 | ||
MBDS-8 | 8 * 8 | S | 24 | 2.7 | .748 | 1.125 |
MBDS-10 | 10 * 10 | S | 30 | 3.3 | .873 | 1.375 |
MBDS-12 | 12 * 12 | S | 36 | 4 | .998 | 1.625 |
BDS512 | 5 * 12 | S | 27 | 3 | * unmounted 有償オプションで追加可 | |
BDS816 | 8 * 16 | S | 36 | 4 | ||
BDS516 | 5 * 16 | S | 45 | 5 |
方解石結晶は、入射ビームの偏光に応じて、3.390と3.507µmで入射放射光を吸収します。方解石のこのダイクロイック特性を利用し、上記の波長に対して直径25.4mm、厚さ1mmのプレート偏光子を作成しております。反射防止コーティングなしで利用でき、型式番号はCPIR-25.4-Unになります。
*利用可能なコーティングについては、以下のページをご覧ください。
方解石は天然採掘された結晶です。方解石の欠陥は、気泡(ランダムに散在する気泡、比較的大きいサイズから小さいサイズ、細かい泡線まで様々です)、脈理(干渉計で検出できる屈折率の突然の変化縞)、光学的不均一性(屈折率の緩やかな変化)、応力複屈折(結晶の成長不良による材質の複屈折の変化)などがございます。これらの欠陥は、散乱と吸収による偏光の劣化と透過損失を引き起こします。
Magnesium fluoride Rochon polarizer
Crystal quartz Wollaston and Rochon polarizers
Karl Lambrecht Corporationではカルサイト(方解石)、クォーツ(石英)、フッ化マグネシウム、マイカ(雲母)などの複屈折結晶での高品質な加工を施した製品を専門に製造しております。
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